シンフォニーファーム種市

寒い

2012年06月22日

もう七月ものこすところ一週間というこの時季、毎日寒いです。一週間前にもう必要なしと片付けたセーターや厚手の衣類を引っ張り出して暖房入れずにあれこれ料理したり片付けたり体を動かし、日が射すと外に草取りや庭の手入れ、花盛りの初夏へスタンバイだった花たちは息をひそめて暖かい日差しを待っています。毎日あのキセキレイはキッチンばかりでなく居間や私の部屋の窓辺に来てくれます、餌付けしたわけでなく神出鬼没かわいい訪問者は私の心を温めてくれています。

春の恵み

2012年06月01日

牧場はふき、蕨こごみ、せり三つ葉そしてうどにタラの芽と山菜の宝庫です、毎日のようにアク抜きや調理法に話しの種は尽きず味わいながら楽しんでいます。往きつ戻りつの寒さの中、庭には様々な春と初夏の花たちが次々と咲き、つぼみを膨らまして彩り楽しませてくれています。

寒い春

2012年05月28日

ここ数日10度以下の日が続き震え上がっています、そんな中、今年初めて石窯開き７人でピザや初物のアスパラの豚肉巻きやリゾットそして燾などを楽しみおおいに飲み久しぶりの再会に会話も弾み、芝桜公園へライトアップと花火もなかなか素敵な一時を盛り上げてくれました

お客様

2012年05月15日

いきなりの春の大雪は芝桜公園を覆い尽くしようやく昨日一部顔をだしました、我が家は３０センチ積もって昨日かなり溶けました。ここ数日キッチンの窓にアタックしあまりの素早さに身元確認に手間取り、ようやく昨日判明キセキレイでした。なかなか撮影が難しく窓辺で頑張ること数時間？横でルカがピョンピョンワンワンいいカメラがほしいです、まだ雪が残っていますが李が白い花を咲かせ始めました

春の雪

2012年05月12日

今朝目が覚めてびっくり、予想をはるかに上回る10センチ近い雪しんしんと降り続いている中デッキの鉢植えや放牧地に出したホームズや羊たちを中に入れたり移動するのにおおわらわでした。まだまださらに積もりそうです。

カーネーション

2012年05月11日

震災の被災地宮城県で塩害を克服、見事に花を咲かせたカーネーション農家のニュースに小さなけれど着実な希望への明かりを見たようで久しぶりに心が和みました。未だに生きる基盤である生活の場、仕事さえも失ったまま希望も寄りどころも見いだせない多くの原発被災者や放射能汚染に生業の道を絶たれた多くの人々、国民の思いを置き去りにし、収束したとうそぶく政府、まるで自ら不可抗力な被害者であるかのように開き直った東電一番大切な問題を棚上げに築き上げようと砂上の楼閣政治にウンザリし目を背けている私の気持ちが立て直されました。

芝桜公園へ

2012年05月10日

今年は例年にないハイペースで咲き始め、すでにノンキーマークの牛もくっきり公園全体がピンクに染まりつつあります、これから二週間くらいが見頃ではないかと思われます、ぜひ早めにお出かけください

春の別れ

2012年05月04日

今日は雨、しばらく続いた暖かさにすっかり雪は消えて放牧地も緑、慌てて電気牧柵を直し２日５ヶ月振りに牛たちを牛舎から草地へ放ちました、嬉しそうに尾を振り立て跳ねるように喜び駆け回る様子に、牧場の春の訪れを青草の香りに包まれ、さあ今年も子豚は来ないけれど牛たちと楽しくチーズ作りなどお客様に体験して頂くなど頑張ろうと思いめぐらしていた時、牛たちの様子に異変が、歩き方がおかしい。脱臼？あれからわずか２日座ったきり再び立ち上がることなく今日はお別れです。失って初めて知ることの重さ、私の田舎暮らしそのものが牛たちに依って成り立っていた、全ての楽しみ喜びは牛たちに支えられていたことに気付かされ、途方に暮れている、あまりに重苦しく悲しい別れ。

春だね

2012年04月27日

風も暖かく誘い出されるようにクロッカスが溢れるように咲き始め、スノードロップやチオノドクサが可愛い顔をのぞかせ、本当に春が来たとしみじみと嬉しさが胸に広がります。居間の珈琲の木は２度目の花をたくさん付けて人工受粉に大忙し、今年もたくさん実を付けて美味しい珈琲が飲めますように。足を滑らせ膝とすねを強打、階段上り下りが不自由、子豚が手に入らず余った牛乳で毎日ヤケクソのようにチーズとバターを作っています、もう生き物を飼うことは限界なのかもしれませんね。いろんな思いが駆け巡って気持ちが塞ぐことが多い時、春の訪れは心を和ませ、なんとかなるさ、くよくよしても始まらないと小さな勇気何事かに向かって一歩踏み出す力を与えてくれる

春の足音

2012年04月08日

本当に寒さも厳しく長かった冬が重い腰を上げてようやく春にその座を譲る気になったようで日差しは春、まだまだ雪に覆われた庭に小鳥たちが、今朝の散歩道に鮮やかなやさしい緑の蕗のとうが二つ。部屋の窓辺で育てているトマトの苗もスクスクと小さな葉を太陽に向け春を待ち焦がれている、昨日久しぶりにチーズを造りました、バターもたくさん、まだ干し草を食べているのでバターもミルク色クリームの香りがふんわり、パンも焼きます、春は私を誘い出す一歩先へ踏み出し前に向かって進む力を与えてくれる。今年は何を育てましょう、庭に畑にそして窓辺に。今年から動物たちも人と触れ合うことが許されません口蹄疫という災厄を防ぐため、鶏や七面鳥、鵞鳥や烏骨鶏を飼う楽しみも何年か前に諦めました、鳥インフルエンザを防ぐため、昨年からは日本中の人々が放射能という見えない敵から身を守るためたくさんの楽しみばかりでなく生きるための生業、生活の基盤ふるさとさえ捨てなければいけない、私たちはどこから間違いどこへいこうとしているのでしょう、私たちはそれでも諦める訳にはいかない、愛する子供たち愛する国の未来をつなぐため、しっかりと現実
を見据え、真実を見極める、人任せにも人のせいにもせず自分の責任で選ばなければならない。そんなことを忘れず、春を愛で人と交わり楽しみ支え合い分かち合って与えられた１日を悔いなく送ります、桜のたよりが待ち遠しい

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