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[ オリジナルホームウエア ] -----------------< 非売品 >



@普段使いのキッチン道具
右下端のものはイチイの麺すくい。その左は柿渋塗りのおたま。使っているうちに、へりの部分の塗膜が落ちて木地が見えてしまっていますが、これもエージングの楽しみです。もっともっと白っぽくなってきたら、柿渋を塗り重ねればまだまだ使えます。
左下端から三番目の柿渋塗りのへらは、ホットプレートで活躍しています。薄くデザインしたので、お好み焼きをさっと返せます。
左下端から五番目の桜木のしゃもじは、水を入れたコップに逆さまに挿しておけるように幅を狭くデザインしています。水がしみるよう、無塗装のままです。
[ イチイ、白樺、桜木、楢、樹種不明硬木ほか ]




@カラマツのバスケット
かっこいい紙くず入れが欲しかったので、カラマツと麻ひもで作ってみました。
底は、薪にするために材木会社からコンテナひとつを購入した木端のなかの一枚。
麻ひもで編むのは楽しい作業でした。
[ 高さ約26センチ・カラマツ倒木、麻ひも、広葉樹の板使用・無塗装 ]




@桜木の茶こし
何年か前から、熊本の「ふるさと万年茶」を飲んでいます。土瓶で煮出すので、茶こしは必須。
でも、できあいの茶こしはあまりに無愛想で使う気になれず、いろいろ組み合わせて作りました。ネット部分は、いらない急須の広口に付属していたもので、それに合わせて針金で輪をつくって桜の枝に差しこみ、ネットの枠と針金の輪をアルミの細いワイヤでぐるぐると巻き止めてできあがり。
桜の枝は小さくてもいい味をだしてくれます。
[ 桜の枝、ありもののネット、針金、アルミワイヤ使用・無塗装 ]



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@ドリッパー
どうしても気に入ったドリッパーにめぐりあえなかったので、針金で作ったドリッパー。
最初はふつうの針金で作ったのだけれど、使っているうちに鈍い色になってきたので、ステンレスワイヤで作りなおしたもの。
ドリップスピードの設定に課題があります。
[ ステンレスワイヤ、アルミワイヤ・無塗装 ]




@アールヌーボー調ハエたたき
一本200円の竹ぼうきをバラして作ってみました。
バラした竹は火であぶって少しずつ曲げます。アールがだいたいそろったらパーツを一本ずつアルミの細いワイヤでつないでいきます。
アルミワイヤを網状に編みこむのが一苦労でしたが、できあがってみると「アールヌーボー」です。アルフォンス・ミュシャの作品に描かれているような有機的な曲線。
このハエたたきはバシッとたたくと破損しますので、やさしくハエをたたく必要があります。
[ 全長約74センチ・竹ぼうき、アルミワイヤ、ひも・ウレタン塗装 ]




@小枝のハンガー
曲がった枝は利用価値が高いのですが、なかなか適当なものに出会えません。見つけたときは、とりあえず使うことがなくてもキープしておくことにしています。
[ 上は楢の枝、下は桜の枝・径5ミリのワイヤ・無塗装 ]




@半紙のランプシェード
もともとは丸い提灯型のランプシェードを使っていたのですが、貼ってある紙が黄ばんできたので、まったく違う形に作り替えてみました。
ステンレスの細いワイヤを渦巻状になんとなく形を整えてぶら下げ、半紙を手でちぎって、一枚ずつ、薄く溶いたノリにひたして貼っていきます。このとき、表からだけではなく裏側からも貼ると形が整えやすい。
ノリは、アクリル画を描くときに使うグロスメジュームを使いました。
[ シェードの高さ約28センチ ]







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@カラマツのミニテーブル
最近、あちこちで防風林を倒しています。たいていはカラマツで薪に適しているとはいえませんが、ウチでは機会があればもらって焚いています。
カラマツの樹皮には細かいトゲが生えているので、素手でさわると痛い目にあいます。ですから、工作にカラマツを使うときは必ずゴム引きの軍手を用意して、仕上げにはヤスリでトゲを落としておきます。このテーブルはロータイプのベッド脇に置いて使っています。
[ 天板のサイズは約36×23センチ・カラマツ、古合板・クルミオイル仕上げ ]




@カラマツの鍋敷き
ピザを乗せたレンジのプレートを置くためにこのサイズにしたのだったと思います。
大きい鍋は適当に、小さい鍋は狭いポイントに置きます。
[ 最大幅約38センチ・カラマツ、シュロ縄・無塗装 ]




@鱒釣り用のランディングネット
釣りの時は、折りたためて軽量な「インスタネット」をずっと使っていたのですが、連れと釣りに行くようになって、ネットがもう一個必要になりました。
買うのもなんなので、庭の片隅から掘り出しておいた(以前住んでいた人が埋めたもの?)ゴツいワイヤをフレームにして自作してみました。
直径約5ミリのワイヤなので簡単には曲がりません。そこで、薪ストーブの上に置いて湯を沸かす、ステンレス製の丸いポットにワイヤを当てて少しずつ曲げていきました。丸く形がととのったら、こんどは反対側に曲げてグリップ部分を作っていきます。ここは細かい曲げが多くて大変でした。
接合部をそのへんに落ちていた金属パイプでつなぎ、スパークリングワインのコルクをサンドイッチして針金で巻き止めます。針金の先端をコルクにうまく差し入れて、フレームは完成。
どうせならネット部分も編んでみようということで、参考書を見て編み棒を自作してタコ糸を立体的に編み、コーヒー殻で染色。フレームにとりつけてフィニッシュ。
直径5ミリのワイヤですが、同サイズの木製フレームよりも軽量に仕上がっています。100均の強力磁石でベストにぶら下げて使っていますが、ふいに落下することもなく、形状が円形でネットが深いので50センチの魚も余裕ですくえる。これはいい、ということでもう一個作ってしまいました。
無塗装ですが、3年経ってもサビは出てきていません。
[ 全長約45センチ、最大幅約27センチ・5ミリ径ワイヤ、針金、コルク栓、タコ糸、コーヒー殻・無塗装 ]



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@屋久杉古材のお盆
旅先の屋久島で作らせてもらった作品。
屋久杉は、世界遺産に登録されてから伐ってはいけないことになったそうで、屋久杉木工をやってきた人たちは材料探しに奔走しているとか、いないとか。
この島で知り合った方が、材料の屋久杉の板をくれて、バキューム旋盤を使わせてくれました。おまけに「屋久杉」の焼き印まで押してくれまして。ありがたい体験でした。そのときは10枚くらいお盆を作ったでしょうか。手元にあるのは2枚だけで、あとはみな人にあげてしまいました。
大きいほうの作品を作るときのことですが、材を旋盤に当てているときは真中の穴はあいてなかったので、旋盤(バキューム旋盤は、電動ポンプで吸盤から常時空気を吸引することで材を固定するシステム)作業は順調に終わりました。次に木の腐れた部分を取り除いていたら、あらあら穴が現れた、という奇跡のような作品。穴が先にあいてたら旋盤に固定できなかったわけですから、ね。
[ 直径約29センチ(↑)約28センチ(↓)・屋久杉古木・人工漆塗料仕上げ ]




@ライトスタンド
この電球は「エジソン電球」といって、フィラメントとガラスの形にいろいろなバリエーションが設定してある、おもしろい電球です。ちょっと高価ですが、光がロウソクのそれと似た波長なのか、非常に雰囲気のあるランプです。
ソケットを支える針金のコイルは棒に巻きつけて自製したもの。なにも考えないで針金を巻いたのに、巻いた向きがフィラメントの巻きと偶然同一方向になっていたので、統一感がでました。
針金の直径が細すぎて、さわるとソケットごとゆらゆら揺れます。夕食時には必ず点灯しています。
[ 全高約31センチ・エジソン電球、古板、廃材ソケット、針金使用・クルミオイル仕上げ ]






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@ニセアカシアの倒木から作ったスリコギ
ニセアカシアは硬い木ですが、すごいトゲがあるので、あまり利用されないようです。
でも、木の肌がなかなか良いので、トゲの部分を切り落として作ってみました。
もう4年ほど、おもに香辛料やゴマ、長芋をするのに使っていますが、皮がはがれる気配もありません。冬に倒されると、皮がはがれにくくなるのだそうです。
[ 全長約40センチ・ニセアカシア・無塗装 ]


@アールヌーボー調蒸し器
この網を鍋の中に置いて浅く水を張り、茶碗に盛ったご飯とか惣菜を温めます。どうでもいい鍋に桜のチップを一握り入れて、この網をセットしてベーコンを作ったりもします。最近は後者の使い方が多いです。
ステンレスワイヤでも作ってみましたが、曲げがうまくいかなくて失敗しました。普通の針金のほうが作りやすいようです。細い針金を編んでいくと、自然とアールヌーボー調になっていくのでした。
[ 直径約24センチ・針金 ]






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